第27章 第26セット
*優side*
ちゃんと誤解を解いたあと今日の話をした。
澤「今日はどうする?烏野来るか?」
行きたいけど、、、
《練習着ない。大地くんの貸して》
澤「お、おおお俺の!?」
他に誰がいる。
《そんなに嫌なら、孝支くんに借りるもん。》
澤「俺の貸す。」
《ありがとう!》
大地くんやっさしぃー♪←
澤「持ってるので一番小さいのは、、、これか」
ほい、と手渡されたTシャツを今着てる服の中でモゾモゾさせながら上手く着る。
うん。なんて言うか、やっぱりダボダボ。
澤「やっぱりデカかったか」
遠回しに私のことちびって言ってるのかな?
だとしたら練習の時覚悟しときなさい?
にじみ出る殺気の様なものに素早く気づいた大地くん。
澤「あああ、そっそう言う意味じゃないからな!
優細いから丈は合っててもダボダボに見えるんだよ!
あ、時間ヤバくなるからご飯食うべ!」
話題を反らされてそのままご飯を食べ、大地くんのお母さんに挨拶して一緒に烏野に向かった。
学校に着くと、待ってましたと言わんばかりに部員全員いた。
あ、嫌な予感。