第27章 第26セット
*優side*
やっと嶋田さんから逃げ、、、帰って、澤村くんのお家の前なう。
買った荷物全部持ってくれたよ。紳士だ。
やば、、、勢いで来ちゃったけど、、、大丈夫だったかな?
《無茶言ったけど大丈夫だった?》
澤「今さら気にすんなって!母さんも喜んでるし!」
大地くん。イイ人。
ガチャッ
澤「ただいまー。母さーん、来たよー!」
母「いらっしゃい!!よく来たわね!」
うわわわ、見た目おしとやかなのに元気な方だ!
ペコッとお辞儀をして急いでケータイに文字を打つ。
澤「優、ゆっくりでいいから。母さん、ちょっと待ってあげて。」
母「?いいわよ」
《いきなり押しかけてしまって申し訳ありません。
青葉城西高校の高崎優と言います。
家に帰りづらい訳がありまして。
あと、私声が出なくて、ケータイで会話しなくてはいけなくて、、、
すみません。》
母「あらあら、礼儀正しいお嬢さんね。
汚いうちだけど、どうぞ上がって?
大地、部屋にお連れしなさい?」
澤「分かってるよ。優、行こ?」
そのまま大地くんの後をついて部屋に向かった。