第23章 第22セット
*優side*
一静が来た、、、。
何でかは分からないけど。
つらくて表情が歪んでいるのが自分でもわかる。
一静が私に近づきながら尋ねてくる。
松「おれ、そんなに頼りない?」
違う。頼りないんじゃないよ、、、
松「おれじゃ、話せない?」
違う、、、話したら、色んなモノが壊れちゃうから、、、
松「おれのこと、嫌い?」
そんなことッ、あるわけ無い、、、。
一静は私の大事な、、、大事な、、、
私のすぐ隣りに来た一静は、私を抱きしめて
松「俺じゃ、岩泉の代わりになんない?」
え、、、?
松「俺、ここでお前に本音聞いてもらった日から
お前のこと目で追ってた。
お前の優しいとことか、強がりなとことか
意地っ張りなとこ、泣き虫なとこ。
全部好きなんだ。
俺と、付き合って?」