第21章 第20セット
*及川side*
「うぇっ、ちょ、まっつん!何してんの!?」
松「足に力入んなくて歩けないって言ったから抱えてきたら寝ちったー」
「寝ちったー。じゃないよ!!」
花「及川うるせー。そんで午後練は?」
「落ち着くまで延期だって。なにか聞けた?」
花「なーんも。」
松「すぐ寝ちったからな」
「まっつんもー替わってよ羨ましい!」
松「足しびれてきたしいーよ」
「やったね!」
優を抱えゆっくりと座り、話の続きをしようとした、、、が、
スッパァーーーーンと部屋のふすまが開き、マネちゃんズが入ってきてやれ優は大丈夫かだの、やれ何があったんだだのうるさくなり、
「優が起きるから黙って?」黒笑
と言ったら黙ったので話しの続きをした。
「俺ら優が柴崎ちゃんのことを、引っ叩いたとこ見たんだ。
それで慌てて駆けつけて、柴崎ちゃんにはなしを聞いたら“何もしてない”って言ったんだ。」
花「けどその時、優が反応したから、何かあったのは確かなんだと思う。」
愬「〜っ!優のことだから何かないと手出すほど怒らないよ!」
「分かってるよ。優はむやみに手を出したりしない。
それに、優自身のことを言われたわけじゃないと思う。」
国「どーゆーことですか?」
「友達だったり仲間だったり、あと、相手のことをよく知りもしないで悪く言ったり侮辱した時に怒る。」
金(あの時のアレか、、、)