第3章 第2セット
*優side*
飛雄がセッターでかぁ。楽しみだなぁ…
入「詳しいことが決まり次第おって連絡する!忘れるなよ!」
『はいっ!!』
入「それと、優!」
「!!」
入「優はいないのか?」
いますいます!!頑張って手上げてるのに全然見えてない!泣きたい!
背の高い奴縮め!
岩「おいっ!通してやれ!」
ササッと選手達が道を開け、やっと見つけてもらえことが出来た。
入「何だ。いるなら返事をせんか」
いや、だから、声が出ないんだってば!
チラッとはじめに視線を送ると、察してくれた彼が先生に説明をしてくれた。
いや、ほんと感謝してます。
入「そうだったのか。全く。体調管理には気をつけるんだぞ!」
はぁーい!と手を上げたものの、好きでこうなった訳じゃないんだけどなー、と心の中で呟いた。