第15章 第14セット
*優side*
昼休みの終わりが近づき、教室へ戻ろうと出て行くみんなの後ろを着いて行くと、後ろから抱きしめられた。
前にいないのは、、、英?
国「優さん、、、昨日何があったんですか、、、?優さん、いつもより寂しそうな顔するから、、、言いたくないならいいです。でもできることあるなら言ってください。」
バレてたんだ、、、
でも、なんで私抱きしめられてるの?
黙ってされるがままになっていたら
及「優に何してんの?国見ちゃん。」
徹が戻ってきた。
国「何って、後ろから抱きしめてます。」
及「そうじゃなくて。優は岩ちゃんのカノジョだよ。」
国「知ってます。」
及「じゃあとっとと離れn」
国「でも、今優さんのこと傷つけてるの岩泉さんですよね?だったら俺、遠慮するつもりないです。」
及「はぁ。取り敢えず、チャイムなるから戻るよ。国見ちゃん、この話はまた後で。」
国「ハイ」
当事者の私を放って二人だけで会話が終わり、私は徹と教室へ戻った。
午後の授業は英の言った言葉の意味を考えながら過ごした。
遠慮するつもりはない?宣戦布告?
英が私を?
いや、ないない!と考えを追い払って結局机に伏せた。
いつの間にか寝ていた私。
徹に起こされ時計を見ると放課後で、ミーティングの時間だった。