第14章 第13セット
秋になるとちらほらと同い年の子が何人か選ばれるようになった。
その子たちにも若くんは相手を傷つけることを言った。
ほとんど毎日だ。
そして今日も私の黒笑が若くんに向けられる。
「若くん?」
ビクッ
珍しく肩を震わす若くん。
そりゃそうだ。私がこんな声を出すのは怒ってる時しかない。
「若くん?いま何言ったのかな?もう一度私にも聞かせてくれるかな?」ニコニコニコ
牛「いや、その、、、」
「もっかい、言って?」ニコ。
牛「あ、いや、その、、、すまない、、、。」
「わかればよろしい。」
ー先輩sideー
「また優が若を黙らせたぞ!」
「あいつ優のいうことだけは聞くのな」
「反抗期かしら」←
はぁ、、、また盛大に溜息をつく先輩方でした。