第12章 第11セット
*優side*
どうやって一を慰めようかと考えていたら、
岩「一人にしてくれ。」
そう言われた。
でも、一人になんてできるはずなくて、それでも傍にいたら
岩「一人にしてくれって言ってんだろッ!!!喋れもしねぇくせに来んじゃねぇよッ!!!お前に傍に居てほしくねぇんだ!!」
一緒にいるようになって初めて本気で怒られた。
私は、何がなんだかわからなくて、
言われたことが頭の中でグルグル回っていて離れなかった。
やっとの思いで立ち上がった私は、青城の控え場所に向いながら必死で頭の中を整理ようとした。
控え所に着くと徹が駆け寄り、
及「優!?どうしたの!?何があったの??」
そう聞いてきたけど私は何も言えなくて、ただ首を左右に振るだけだった。