第10章 第9セット
*優side*
タイムアウトがあけてから飛雄がメガネ君にトスを上げると、
誰もが“強打が来る”そう思った。
けれど、それは強打に見せかけたフェイントで、ブロックの後ろのがら空きゾーンに落とされた。
、、、私も昔良くやってたなー懐かしい(笑)
次に上げられたトスも強打に見せかけたフェイントで、何とか上がるも烏野コートに返ってしまい、エースさんに点を取られる。
しかし青城も淡々と取り返し、点数は
22-23で烏野リード。
メガネ君は変わらずフェイントを出し続ける。
、、、あからさますぎる、、、もしかして狙いはっ、、、
メガネ君の狙いがわかり、伝えようとしたが声が出なくて伝えられなかった。
監督も叫んだが間に合わず、前に出た強打を決められてしまった。
親治くんにもっと早く伝えられたはずなのに、、、
何もできないのが悔しい、、、。
これで烏野はマッチポイントになってしまった。
日「あと一点!」
バジンッ!!
岩「渡さねーよ!!」
はじめ、、、かっこ良すぎるよ、、、
そして、徹のサーブ。
岩、花「思いっきりでいいぞ。」
及「わかってるよ」