第10章 第9セット
*優side*
入「今のは仕様がない。落ち着いているな?」
『ハイ』
入「ならいい」
松「10番下がって11番前衛に来ると烏野はセンター使ってくる回数減るよな」
及「うん。単純に飛雄はあのノッポ君が苦手なんじゃない?」
確かに見た感じ仲良くは無さそう、、、
及「昨日の試合も今日もマトモにコミュニケーションとってる感じじゃない。たぶん、飛雄は烏野スパイカーの中で一番あのノッポ君を上手に使えない。」
松「、、、やっぱお前とはトモダチになりたくねーな」
及「なんで!」
花「弱味とか握られそうじゃん」
及「チームメイトの弱味握ってどうすんのさ!!」
確かになーフフッ
及「優も笑わないで!」
ほんと、いつもどおりで頼もしいよ。うちの選手は。
タイムアウトが終わり、すぐにうちが1点を返す。
徹が言ってたからメガネ君を観察してみる。
そしたら、スパイクを打ちづらそうにしていた。
青城が連続で得点し、烏野と並ぶと今度は烏野がタイムアウトをとった。
うちはいつもと同じように選手たちで話し合い、改善点を見つける。