• テキストサイズ

あなたの声が聞きたくて【ハイキュー!!】

第10章 第9セット



*及川side*


飛雄の代わりに入ってきたセッターは烏野に漂っていた重い空気を一瞬で払拭した。


、、、この2番の“爽やか君”の実力は全然わかんないけど、アップ見た感じだと“マジメ”とか“丁寧”って言葉が似合う感じかな。動きも普通だった。


取り敢えず、飛雄に比べれば高さは無い。


「岩ちゃん。あの2番君がブロック居るストレートのとこ、低いから狙い目」(小声)


岩「おう」


ピーッ



マッキーのサーブをカットし、爽やか君が攻撃を組み立てる。


ボーズ君が打ってきた平行は渡っちが上げ、岩ちゃんにトスを出す。


岩ちゃんが打つ直前、、、!

「岩ーーーー」


岩「!」


岩ちゃんの目の前にはメガネ君がブロックで跳んでいた。


ガガンッ


岩ちゃんのスパイクはシャットアウトされた。


岩「悪ッ!」


「ゴメン、岩ちゃん」


メガネ君がサーブに下がり、チビちゃんが上がってくる。


飛雄を下げてもチビちゃんは入れたままなんだ。
意外。


ピーッ


国見ちゃんが上げたボールをAクイックでまっつんに上げる。


にゅっ
松「!」


バヂッ


チビちゃんにまっつんのスパイクが止られる。


あの爽やか君、攻撃を読んでたってことか、、、

飛雄との経験の差って訳ね。




/ 638ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp