第10章 第9セット
*及川side*
岩ちゃんのスパイクを主将君が綺麗に上げる。
岩、松(“来い”とも“くれ”とも言わねぇ!?)
「飛雄じゃないんだから神業速攻はないよっ」
岩、松「!!!」
(デスヨネ!!!!くそ、混乱してきたっ)
ドパッ
チビちゃんのCクイックで烏野が3連続でポイントを獲る。
「ここ一本切るぞ!」『オオ!!』
点差は詰まらないまま残り3点でうちが1セット目を獲れる。
そして、俺のサーブ。
ピーッ ドッ
田、西「オーラァァイ!!!/任せろ!!!」
ダンッ
狙い通り、、、次は、、、
ピーッ キュッ キュ キュ トンッ
強打に意識を向けてからの軟打。
うちのセットポイント。
「これで決めるぞ!!!」
烏野はセッターが替わってから3連続ポイント。
たとえ奇襲だったとしても確実に烏野は立て直した。
調子に乗ったまま2セット目にはいかせないよ
エースくんと主将君の間だっ。
キュッキュキュ ドッ
澤「俺が取ォォォる!!!」
「!」
やるね、、、