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【ヘタリア】突然現れた味音痴【攻男主】

第7章 旅行編



「………………っ、」

つっついにこの時が来たぁああああっ‼︎‼︎
どうしよう!タイミングが分からないし、雰囲気作りとか全く今までの経験が成り立ってない‼︎ひぇえ……

今はご飯も食べ終わり(緊張で全く味が分からなかった)布団を敷かれ終わった部屋でゆっくりしていたところだ。
多分そろそろだと思うんだけど……夜だし…けど!さっぱりどうすれば良いのか分からないのが今の状況。助けてーー!G○ogleせんせーー‼︎
こんな情けない男役でごめんね…アル…アーサー…2人の外国人のノリでどうにか俺を誘ってェッ!(発狂中)

「……ね、なお…、そろそろ…どうだい?」

「はひっ…!えっあっ………うん…」

「ぷっ、ちょっおま、動揺し過ぎじゃねぇか?童貞でもあるまいし」

「童貞じゃなくてもやっぱり好きな人と初めての夜は緊張するって…てゆうかある意味初体験だから」

どうしようかと忙しなくソワソワしていた時だった、アルがお誘いの言葉を掛けてきたのだ。俺は自分の心の声が聞かれていたのかと思うほどベストタイミングだった為アーサーにからかわれるくらいには動揺してしまった。
今から行われる行為は俺にとってまったくの未知の領域であって、勉強はちゃんとしたとしても実践で上手くいかなければ今までの勉強は意味の無いものになってしまう。そりゃ、緊張ぐらいするよ!

「電気はどうする?暗くするか?」

「えっと、うん、お願いします………」

「なお!そんな緊張しなくても大事だぞ!俺だって初めてなんだからさ、リラックスリラックス!」

「そーそー、直人、ひっひっふーひっひっふー」

「ちょっ!それ出産の時に使うラマーズ法だから!今必要無いから!」

アーサーのおかげで少しは緊張が解れた。
その会話をしながらアーサーは照明のスイッチを押し良い感じに薄暗くしてくれていたみたいでアルは少し離れて敷かれていた布団3つ分を隙間が無いように密着させていた。
(はぁああ…緊張する……あっ、バッグから取ってこなくちゃ!忘れる所だった、危ない危ない)

「ちょっと待ってて!取ってくるものがあるんだよね」


俺は立ち上がり近くに置いていた自分の鞄を漁ると準備していたアナル用のコンドームとローションが直ぐに出てきた。俺はそれを手に取るとさっきまで座っていた布団に戻った。
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