第3章 この2人はスゴイ可愛い
「…ふん、んっ………ぷぁ、なんか苦いんだぞ」
俺のモノはもう完勃ちで口の中で先走りが出てしまっているのか、アルは1度口を離した。
「もう、俺そろそろヤバいから先走りかも、無理しなくていいからね?」
その言葉に返事をする事もなくアルはパクッとまたモノを咥えた。そして顔を上下にされると本当に限界が近づいてくる。
(初めてなんだから口の中には出さないほうがいいよね)
「アル…、はっ、俺、そろそろイきそうだからさ、口、離して?」
「……………。やらぞ。」
「えっ、ちょ!アル!」
口を離してもらおうとアルの頭を撫でると、少しの間何かを考えるように動きを止めたがまた、動きを再開してしまう。そして俺に邪魔をされないようにか自分の身体が動かないようにと両足を両手でがっちりと掴まれてしまった。
「ほっ…ほんとにヤバいんだって、ね、離して」
このままでは本当にイってしまう。
アルの腕を掴み離させようとしたが、怪力のアルの腕力に俺が勝てるはずもなかった。ビクともしない。
俺の足がぴくぴくと反応しているのをみてもう少しでイくのが分かったのか、噎せるのが心配になりそうなほどに喉の奥に入れ動きを速くした。ラストスパートをかけるつもりか。
(あ……っ、も、ダメだ、イ……っッ‼︎)
「んんんっ‼︎……っ、げほっ、げほっ、はっ……」
我慢がならず俺はイってしまった。アルは口に広がる生臭いモノに吐きだしそうになるが、目をギュッと瞑り飲み込んでしまった。
「…なおの精液、飲んじゃったぞ」
「〜〜〜〜ツ!」
噎せるのが落ち着いたかと思うと、アルは俺の太もものあたりから俺と目を合わせながら舌をべ、と見せる。
今口に出したモノは本当にアルが飲み込んでしまったみたいだ。
(……精液ってお腹、壊さないのかな………)
当然と言って男が出す精液は飲み物ではないし、そんな軽く飲んでしまっていいのだろうか。
「なんでそんなもの飲んじゃうの!俺、離してって言ったのに‼︎」
「そんなの…………いや、なおが気にするほどじゃないんだぞ、俺が自主的に飲んだんだからノープログレムさ!」
「はぁ………そういう問題じゃ、ないよ。
まぁ、いいよ。一回口濯いでおいで……ん?アル……」
俺は気付いてしまった。しゃがんでいるアルのモノが立ち上がっている事に。