第3章 この2人はスゴイ可愛い
俺のものを擦っているというのにその笑顔は純粋かつ無垢そのものだ。
そのギャップに俺は少し興奮を覚えしまった。
(なんでアルに触られて嫌で萎えて勃たない、という事が無いんだろう。普通は男に触られたら勃つ、勃たないは人それだからわから無いけど、興奮する事は無いと思う。……アーサーにされた時もそうだったなぁ、興奮してないって言ったら嘘になるし……。)
「……、…!なお!」
「えっ?、ぁ、ごめん、ちょっと考え事してた」
「もー、最低だぞっ、なお!」
布越しに俺の息子に手を当てながら、むっとした表情で俺の顔を覗き込んでくる。
あーっ!お願いだから上目使いで俺を見ないでっ!
「ごめんっ、ごめんって!続きしよう!続き!」
「うん、…でね、これ、脱がせても、いいかい?」
伏せ目がちに俺のパンツを指をさしている。
考え事をしていて忘れていたが俺の息子は、外に出たいと存在を主張している。
「あ、うん、いいよ」
その言葉を聞いてアルはゆっくりと俺のパンツを脱がしていく。ゆっくりと脱がされるのも結構恥ずかしいものだ。
そして、俺のものは姿を現た。完勃とは言えないが結構硬度はある、半勃といったところか。アルはそれを少しの間凝視してから優しく俺のものを掴む。
「……アーサーは、これ、舐めてたよね」
「あぁ……舐めてたけど、別にだからってアルもすることな……っ!」
俺の言葉を遮るように結構な勢いでアルは俺のものを口に含んだ。勢いで含んでしまわなければ躊躇してしまうからなのか。
俺は、咥えて少し苦しそうなアルの頬を両手でふんわりと包む。
「アル、男のモノ咥えるの初めてなんだよね?
だったらゆっくりで焦らないでいいよ、あとあんまり深く喉の奥まで入れないようにね、噎せちゃうから」
「…分かったぞ」
アルは俺が教えた通りにゆっくりと顔を上下に動かす。
初めてだから舌使いなどはとても拙いものだが、それも今の俺にとっては興奮材料になる。
「いいよ……っ、アル、上手い」
「ほんほかい?」
「んっ……うん」
アルが喋った瞬間軽く歯が当たって、今のは結構気持ちよかった。
その反応に、アルは調子付いたのか自分が自慰する時に気持ちいいと思う所を思い出しながら、手の代わりに舌を使い裏筋やカリを舐めていく。