第3章 第3Q
黄「こんな拍子抜けじゃやっぱ…挨拶だけじゃ帰れないっスわ。やっぱ黒子っちと結衣っちください」
黄「海常おいでよ。また一緒にバスケやろう」
うーん何言ってるんだ
まぁ黒子は断るだろうけどね
黒「そんな風に言ってもらえるのは光栄です。丁寧にお断りさせて頂きます」
「文脈おかしくねぇ!?結衣っちは?」
黄瀬だけではなくみんながこちらを向いた
なんでこっち見るの!?
「えーと…私も黒子と同じ。帝光のバスケ嫌いでこっち来たのに黒子以外の「キセキの世代」のトコ行ったら意味ないし」
黄「なんで!?」
なんでって…
「そもそも勝つことが全てっていうのがおかしい。それに火神と黒子と約束した。」
黒・結衣「キミ達を…「キセキの世代」を倒すと」
黄「…やっぱらしくねースよ。そんな冗談言うなんて」
ふっと火神を見るとニヤけてる
きっと強いのがまだ4人いるとか思ってるんだろうな
火「オレのセリフとんな黒子、駿河」
黒「冗談苦手なのは変わってません。本気です」
「私も。高校ではライセンスで試合でれるし本気で勝ちに行くよ」
負けるわけにはいかない…絶対勝つ
その後黄瀬は体育館を出ていった
リ「結衣ちゃん、もう帰っていいわよ」
リコ先輩から帰ってもいいと言われたので帰ることにした
しかし結局、練習できなかった…
黄「結衣っち!」
呼ばれて校門を見ると黄瀬がいた
黄「良かったら帰らないっスか?」
「帰ったんじゃないの?」
黄「少し話したくて」
まだ少し寒いのにこんな時にずっと待ってたって…
風邪引いたらどうするの…
「わかったよ。帰ろっか」
黄「はいっス!!」