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第9章 目的
「ゲームしよゲーム」
「ってかこれ何人までできんの?」
「は? リモコンたりねー」
「ってか電池もないし」
うるせえ、黙れ。べらべら口々に孤立してしゃべってんじゃねーよ。うるさいだろ。
誰が何言ってるかも分からないし、第一私は聖徳太子じゃないんだから、四人の声を同時になんて聞けません!
「黙れー!」
あまりにもぎゃあぎゃあうるさいものだから、そう叫んだ。四人は、ぽかんとしていた。
おい二宮、変な顔すんな。蹴るぞ。
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