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分からなくても伝われば

第9章 目的


「たっだいまー!」

 突然でかい声が聞こえてきて、がちゃがちゃと騒がしいドアの開閉音がした。
 他の人たちが帰ってきたのか。

「あーゲームしてるズルーいオレもやらせて~」

 相葉さんがそう言って私と二宮さんの間に割り込んできた。いてえな押すんじゃねえ。

「うわ、二人っきりでゲームとかやらしー」

 櫻井翔……黙れ……そういうこと言うやつほんと嫌い。ヤメロ。ってか、スマ○ラのどこがやらしいと言うのだ。スマ○ラに謝れ。

「俺もスマ○ラしたい」

 そうつぶやいているのは大野さん。はいはいいくらでもさせてあげますから目をキラキラさせるのはやめましょうね、はっきり言って気持ち悪いです。

「……ん? 一人足りなくないですか?」

 うん、いない。松本さんがいない。初対面でセクハラしてきやがったあの松本潤がいない。

「まあいいか」

 四人が口をそろえて言った。

「いいんだ!?」

 え? これってなに? 仲間割れってやつですかね。
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