第7章 chapter7 夢と現実
リノの言うとおり、すぐそこにはクリスティアーノの泉があった
『これで、元の世界に………』
「こんなに沢山殺してるのに逃げるつもりかい?」
すぐ後ろから声がした
この声はクイーンの声だ
「まさか、珱祐君が此処までやるとは思わなかったよ…」
この声はクマ太郎だ
『まあね?』
「でも、此処は秘密の場所だから逃げられたら困るんだよねー?」
『へっ、知ったことか』
「随分と口が達者になったねー?」
「えええい!この奴の首を跳ねろ!」
そして一気に襲いかかって来る
しかし、こっちにはエナに教えて貰ったのがあるんだ
俺はクリスティアーノの泉に飛び込み
願った
『どうか元に戻れますように……』
すると段々と吸い込まれて行くのが分かった
『うぁぁぁ』
それからの記憶がない