第6章 chapter6現実の世界と逃亡
【一方夢の中では】
俺は今、走って居る
さっきのエナが言ってたのを信じて
泉を目指した
すると、後ろから誰かが追いかけて居るのが分かった
「待ちなさい!!」
この声はアイリスの声だそれと大量の騎士
『やば……とにかく逃げ切れる場所は…』
そう思ってると
近くに竹藪があったので
俺は近くにあった竹藪の中に入った
「あれー?見つからないなー?全く、ここの竹藪多いのよね、撤去しとければ良かったのに……」
そう言ってアイリスは俺を探して居る
どうすれば見つからないだろうか…
あ、あそこに罠がある…俺を捕まえる為だろう
そうだ…あれを利用すれば……
俺はポッケの中に入っている
音声をそっちに向かって投げた
それと音声が再生された
「ふーん、あそこに居るのね?馬鹿なガキね?わざわざ聞こえるように言うなんて、これで終わりよ?」
アイリスはハート形のオノを持ってそちらに駆け出した
それと同時にアイリスの叫び声が聞こえた
きっと罠に掛かったのだろう、あそこは刃の罠だったから…
少し様子を見に行くと、アイリスが血塗れで刺さって居た
『ふう…危なかった…早く行かないと』
そう言って俺は駆け出した