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短編集【美男高校地球防衛部LOVE!】

第6章 優しくて、大好きで【鬼怒川】



「帰るっ熱史くんのバカ!!」

「ちょっ…ちゃん?!」


勢いよく彼の家を飛び出して、真正面の自分の家に飛び込む。

この近すぎる距離が昔は嬉しかったけど、今は苛立ちの種。





今は少しでも彼と離れたいのに、離れられない。

まるで熱史くんを嫌いになりたくてもなれない私の心のように。

私と彼の距離は、変わらない。


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