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私はSですが?何か?①

第10章 ~サイドストーリー~ 誘惑と嫉妬


『もっと俺の証つけさせて。。。』
めぐの頭の中を駆けめぐる言葉。
首から背中に這う唇にめぐの身体はそこだけが痺れて言った。
「こっち向いて。。。」
秀明の声が甘くなりめぐはゆっくりと向き合う。
顔を見ると更に頭は真っ白になるめぐ。
ゆっくりと秀明の顔が近くなる。
めぐは咄嗟に
「ま、待って。。。」
秀明の身体をトンと抑えると
「もぅ待たねー。。。」
そう言って、柔らかい唇がめぐの口を塞いだ。
段々と深くなるキスに何も考えられなくなる。
ゆっくりとめぐを押し倒すと秀明の唇が離れていく。
瞼をゆっくり開けると秀明と目が合う。
「いい?」
秀明の言葉に何も返せずに照れながら顔を背けるとすぐに顎を持たれて戻される。
また目が合い更に赤くなっためぐを見て、
「い~眺め。。。てか、もう止められないし。。。」
めぐの返事を待たずにゆっくりと身体が重なり合う。
いつの間にか電気が消され秀明の吐息だけを感じた甘い夜だった。

眩しさでめぐは目を開けると秀明がこっちを見ていた。
「もぅ起きちゃったのか。おはよう。」
ゆっくりとめぐの髪を撫でる。
「お、はよぅ。。。」
めぐは少し照れながら言うが目線に秀明の胸板が見えると更に赤くなった。
「何顔赤くしてんの~?じゃあもっと赤くなるようにしちゃおっかな~?」
そう言ってめぐの頬をツンツンする。
めぐは恥ずかしさのあまり布団に潜り込む。
「もぉ!イジワル!!」
布団の中から秀明に話すと
「そんな可愛いことされたら。。。また我慢できなくなるかもよ。。。顔見せろよ。。。」
ゆっくりと布団を下ろすとまた秀明と目が合った。
するといきなりキツく抱きしめられ、
「ヤバぃ。。。俺。。。すっげ~好き過ぎる。。。」
そう言ってめぐの髪に顔をうずめると、めぐはゆっくりと秀明の頬を手で包むと
「私も。。。かも。。。」
そう言ってめぐから秀明にキスをする。
ゆっくり唇を離すと勢いよく上下かわ入れ替わりめぐには秀明と天井が見える。
「朝からそんな事して煽ったんだから、責任取れよ。。。」
また深く甘いキスに2人は溺れていった。。。
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