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心【NARUTO】

第5章 忍者になりたい


いやー、それにしても、向こうから声かけてくれるなんてなー。
やばーい、ちょーうれしー、うふふ、ふふふふ。

にーんじゅつっ、にーんじゃっ、ふふふん、ふんふん、たーのしみだなー。
うふふ、えへへ、ほっほっほ。

「あ、ミユキ」

突然欠けられた声に、驚いて振り向くと、イタチがいた。

いつからいたんだろう。鼻歌聞かれてないよね?
聞かれてたら気まずい!
いや、絶対聞いてた!声かけられる直前まで歌ってたもん。

うう、後悔。

「明日の修行、ミユキも連れて行けって言われたんだけど、本当に行くの?」

鼻歌のことには突っ込まず、さっき決まったばかりのことを聞いてくる。
なかったことにしてくれるのかもしれない。

「うん、いく」

肯定をすると、イタチは複雑そうな顔をして黙ってしまった。

修行に行くのは、迷惑・・・だったのだろうか。

「あの、迷惑なら、やめるよ」

遠慮がちに言うと、首を横に振られた。

「違うよ、迷惑じゃなくて、心配なんだ」

「心配?」

「うん。修行には怪我が付きものだから」

イタチ兄さんに心配されてる!
嬉しい!死ねる!

「大丈夫!怪我しても泣かないよ!」

嬉しくてついつい笑顔になる。

だってイタチ兄さんに心配されてるんだよ?
喜ばない方がおかしい!

等のイタチ兄さんは、わたしをみて苦笑い。

「わかった。明日は一緒に行こう」

「うん!」


やった!
早く明日にならないかな。


その夜は、なかなか眠れなかった。



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