• テキストサイズ

心【NARUTO】

第1章 運命の神


そもそも、ここってどこ?

「うーん。言うなれば、天国?」

疑問系かいな。しかも天国って。

「つまりー、君は死んじゃったんだよー」

え?わたし死んだの?

「バイクの事故でねー。そうそう。まったくゆかりさんはさー」

あ、なんか説教始まりそうな気配。

「中学生のときから“れでぃーす”とか言うところに入ってさ−、バイク乗り回してさー挙げ句の果て事故起こして?死んで?命を大事にしなさすぎだよー。ぼくの仕事増えるから、こういうのやめてほしいんだけどー。しかもさー、喧嘩ばっかしてさー、アニメとか好きならずーっとそれ見て長生きしほしかったよー」

っ気をつけるんでその笑顔やめてくださいぃぃ!
笑顔で怒ってる神様ほんと怖いっ!
喧嘩してる高校生の比じゃない!

「反省してるのー?」

ええ!反省してますっ!
すみませんでしたっ!

「それならいいけどー」

一応は怒りを収めてくれたらしい彼に、ほっとして息を吐いた。
神様怒らせたらどんな目にあうかわからないもんね、うん。






「それでねー選んでほしいんだよね−。どの世界に行くか」

はい?どういうこと?

「え?だからー、次に生まれ変わる世界を選んでほしいってことー」

生まれ変わる?


あれ、これってもしかして・・世に言う、・・転生、だったり?

「せーいかーい。ピンポーン」

ぱちぱちと手をたたかれる。
なんか馬鹿にされた気分だ。
/ 204ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp