第16章 うちは一族虐殺事件
お知らせー?
すんません。
もうめんどくさいんで、これから推敲なしでいきますわ。
文章のおかしさに拍車がかかるとおもいますが、あたたかく見守っていてくださると幸いです、はい。
では
ほんぺーん。
—*—*—*—
イタチ兄さんともっと話がしたい。
2年間も一緒にいられなかった。
その分もたくさん話したい。
—…しかし、悠長にそんなことを言っていられる暇はないのだ。
サスケにわたしの正体がばれるわけにはいかない。
よってサスケが来る前にわたしはイタチ兄さんと別れなければならない。
心があげる悲鳴を聞き流し、わたしは
「またね、イタチ兄さん」
一方的に言い放ち、さっとイタチ兄さんの進む方とは逆方向に飛び上がり、建物の屋根をつたった。
建物を渡りながら、回りを見るとわたしがしでかしたことの大きさを実感する。
先ほどまでは感じなかった、否感じないようにしていた罪悪感がふつふつと湧き上がってわたしの胸中に巣くう。
その不快な感情を振り切るように速度を上げ、わたしは街を駆け抜けた。
…
「ミユキ」
どのくらいたったのか。
いつの間にか入っていた森の中でわたしは呼び止められた。
振り返ると人影。
月に照らされた闇の中、澄んだ青色が不気味に輝いて見えた。
「ルウさん…どうしてここに?」
「どうしてってそりゃあ、お前が無事か確認しにきたに決まってんだろ。・・・ま、見たところ外傷もないし、無事みたいだな」
そういってルウさんはわたしの頭をわしゃわしゃと撫でた。
そのせいでわたしの髪はぼさぼさになってしまったけれど、なんとなくそのルウさんの手がわたしを慰めてくれているように感じて、不覚にも泣きそうになった。