第2章 上陸。NARUTOの世界。
それにしても、父は忍だったのか。
「お父さん、行っちゃったね」
母が寂しそうにつぶやいた。
「でも、あなたがもう少し大きくなったら、わたしもユウユもずっとあんな感じになるからね」
さっきよりももっと寂しそうに、母がつぶやいた。
母が寂しそうにしているが、わたしはそれどころではない。
衝撃の事実を聞かされたのだ。考えるなという方が無理な話だ。
わたしもユウユもあんな感じって、2人とも忍ってこと?
え、まじですか。
忍者一家ですかうち?
じゃあ、わたしも忍者なれます?
火影とかなれちゃいます?
・・調子乗りすぎか。
でも、忍者には、なれそうだ。頑張れば。
とりあえず、努力次第ってことだろう。うんうん。