• テキストサイズ

恋の迷宮☆JUMParty

第12章 交差する想い




体は有岡くんの方へ向かされた。


大「やっぱ俺、愛湖の事、諦めらんねぇ…。」

愛「そんな事言われると…どうしていいか…。」

大「困らせてごめん。一回振られてんのにね、俺。」


こんな一途に想ってくれたら、誰だって少しは心が揺れると思う…のは私だけかな。

いつから恋愛にだらしなくなったのかな。


愛「私だって…有岡くんの事、気になってないわけじゃないよ?」


何を言い出してるんだろう…。

涼介ともう一度話すって決めたのに。


大「え?」

愛「あっ、えっと…何でもない!」


急いで訂正したものの、有岡くんは聞き逃しているはずもなく、私を強く抱きしめた。


大「少しでも俺の事、想ってくれてるなら嬉しいよ。」

愛「///」


抱きしめてくれた有岡くんの体が温かくて、すごく安心して、力が抜けた。
/ 151ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp