第12章 交差する想い
雄「もう…泣かないで…。」
愛「うん…ごめん…。」
今度は触れるだけの優しいキス。
高木くんの手は、私の体を撫でた。
雄「ごめんな…具合悪い時に…。でも俺…。」
愛「うん…。」
雄「誰と何しようが、お前が好きなんだよ…。」
愛「うん…。」
雄「だから…。」
しばらく沈黙が続いた。
愛「高木くん?」
黙って俯いている高木くんの顔を覗き込んだ瞬間─。
愛「きゃっ…!」
ベッドに押し倒された。
愛「あのっ…。」
雄「我慢できなくてごめん。これでまた具合悪くなったら俺がずっと側で看病するから…。」
愛「でも…。」
高木くんを止める事はできなかった。
そしてやっぱり抵抗はしない私。
信用しちゃってるって事かな…。
雄「愛湖っ…愛してる…。」
愛「あぁっ…んっ…。」
そうして私たちは繋がった。