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恋の迷宮☆JUMParty

第9章 会えない時間




愛「んんっ…あっ…ん…。」

薮「んっ。愛湖、可愛い。」

愛「///」


薮くんの手は胸と下に延び、唇は塞がれた。

気持ち良さと息が苦しいのとで、私の口からは嫌らしい声が漏れる。


薮「挿れるよ…?」

愛「んっ…ああんっ…!」


薮くんの行為は激しさこそあったが、その中に優しさもあった。

途中、携帯が鳴り、薄れる意識の中でディスプレイを見ると『涼介』の文字。

いつもは寝ていても涼介からの電話には必ず出ているけど、今日はもちろん薮くんを優先した。


薮「出なくていいの?」

愛「話したくない…。それに今は…薮くんと繋がってるから…。」

薮「愛湖…愛してる。」


それから行為は激しくなった。

その最中、電話は何度も鳴っていた。
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