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Darkness doll.【H×H】

第18章 獲物?×ターゲット?×44番



「御乗船の皆様〜!第三次試験お疲れ様でした!!当船はこれより2時間ほどの予定でゼビル島へ向かいます。ここに残った24名の方々には来年の試験会場無条件招待券が与えられます!たとえ今年受からなくても気を落とさずに来年また挑戦して下さいねっ」




にこっと笑うガイドさんとは裏腹にどよめく船上。


そりゃあ、此処まで来て来年また来いよ!ってね…誰も来ませんよ!!!!!!


全員が本気でハンターになりたくて来てるわけで、安易な気持ちでは居られない。



この緊張を誰かにぶつけたいけど、ヒソカとイルミはコソコソなにか話していてなんだか話しかけづらい。










1人で体育座りしてたら、キルアがやってきた。


「おーい。ハンター世界での名前?」


何かと思えば、ゴンのとこに行こうぜというお誘いだった。勿論断る理由は無いし、むしろ1人寂しい!状態だった私はゴンの元へ向かった。












「よ」

「やっほーゴン!」




















しばし沈黙が続いた。そりゃあ、ヒソカ引いたゴンは考え事で頭がパンパンだもんね…




「何番引いた?」


沈黙を破ったのはキルア。


「………キルアは?」

「ナイショ」







私達はドッと笑った。



「安心しろよ、オレのターゲットはゴン-405番-じゃない。んで、もちろんハンター世界での名前-100番-でもない。」

「オレもキルア-99番-じゃないよ。もちろんハンター世界での名前-100番-も!」


「私もキルア-99番-でもないし、ゴン-405番-でもない!」



チラッと私達は目を合わせた。























「せーので見せっこするか?」





















「「「せーの!!」」」



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