第63章 変化と進歩と計略と
「あん、あっ、も、明日も、練習なのに……っ」
「うん……明日も、がんばろー……ねッ」
「あぁ!」
ちゅくちゅくと音が響くたびにオレの腹とみわの陰核が擦れ、みわが嬌声を上げる。
「あッ、はぁ……はぁ、はぁ、はぁ」
腰の動きが弱まり、乱れていたみわの息遣いが一定のリズムに。
「……またイキそうっスね、みわ」
するりと絡めていた指を離し、みわの腰を支えて激しく動かす。
「あ……ッ! だめ、あ、ああああ…………ッ!」
膝にグッと力が入り、オレの胸についた両腕で乳房を圧迫し、間に深い谷間を刻みながら、背を反らせてみわはイッた。
最高に美しい。
でも……
「ごめんね、みわ。
オレ、あと少しだからもーちょっと動かして……」
手を緩めず、引き続き腰を動かした。
「アッ、うそ、いま、いったばっかり、あ、あんッ、ああ……!!」
「……あ、イク……ッ……」
「や、やあ、ああぁあ……ッ!」
再び、じわりと漏れた温かい液体が腹を濡らした。
幻想的で美しいみわもモチロン好きなんスけど……
泣きながら乱れるみわも、ダイスキなんスわ。
ああ、なんて幸せ。
「ね、みわ……今、幸せ……?」
息が乱れるみわの頬に触れながら、聞いた。
みわは目に涙を浮かべたまま、
優しく微笑んだ。