第61章 恋人達は愛に誓いを

「……ッ、く……あ」

みわの口内の感触が、堪らなく気持ちいい。

温かく潤った粘膜が、竿の部分から先端に至るまで、ゆっくりねぶるように刺激してくる。

今までも口でしてくれることはあったが、こんな風に積極的にガンガン攻められるのは初めてだ。

「……みわッ……！」

上体を起こして、オレのモノを必死でしゃぶってくれているみわを目に焼き付ける。

その可愛い姿を見るだけで興奮は一層増し、グイグイと絶頂に引き上げられる感覚がある。

「ん……んぶ、うぅ」

小さな口から出し入れするたびにいやらしい水音が耳を犯し、強烈な快感に襲われてつい腰を振りたくなる。

みわの頭を押さえつけて腰を振りたい。

そんな欲に抗いながら射精感に耐えていると、みわが下半身をモジモジさせているのに気付いた。

彼女も、オレのをしながら興奮しているのか。

「みわ……コーフン、してる……？」

「ん、んん、うん……」

ちらりと上目遣いでオレを見て、すぐに恥ずかしそうに目を伏せた。

「ねぇ、片方の手で自分のを触りながら、してよ……」

驚いたみわが思わずちゅるんと唇を離した。

「……っ！？　そ、そんなっ」

「ね、今日はシてくれるんでしょ？　恥ずかしいコト……」

みわの気持ちが嬉しい。

純粋なその気持ちを最大限利用しようとしているオレを許して。

「……あんまり、見ないでね……？」

みわは再びオレを口に含み、そっと自分の下半身に手を入れた。

くちゅ、という音が微かに聞こえた。
すぐにオレのをしゃぶる音にかき消されてしまったけど……。

「オレのを舐めながら、濡らしてたんスか？　エッチっスね……みわ」

「……ッ！」

みわの顔が益々赤くなるのが分かる。
上目遣いで睨んでくるが、その瞳に迫力は全くない。

みわの動きは更に激しくなり、彼女の右手は彼女自身を慰めている。

最高に興奮する光景に、オレはもう限界だった。

「ごめん、みわッ……出る……」

肩を掴んで口を離そうとするが、みわはイヤイヤと首を横に振って拒否した。

「……ッ、イ……く……ッ」

温かいみわの口内に、溜まりに溜まった欲の塊を吐き出した。