第55章 街へ出よう
「ぁ、あぁ……っ」
涼太が私の腰を掴みながら彼の腰を揺らすたびに中が抉られ、甘い痺れが広がっていく。
「みわ、熱い……」
「……っ涼太の方が、あつい」
熱と質量を持ったソレがぐいぐいと掻き回していく感覚につい腰が引けてしまうのに、その腰も涼太に押さえつけられて逃げられない。
「あぅ、ん……ぁ……あ」
「……みわ、ちょう濡れてんの、分かる?」
分かる。
ぬるぬると、滑らかに中を滑っていくのが分かる。
「う……ん……」
涼太は微笑むとマイクを手に取りスイッチを入れた。
「な、なに……?」
スカートをめくり、マイクを中に向けた。
「ね、ねえ……」
涼太が腰を引いて、再度突き上げる。
「っ?!」
じゅぷりと卑猥な水音がマイクに拾われ、部屋中に響き渡る。
「やあ!」
「……興奮する? いま締まった」
「……あぁあ……」
「みわのがすげぇ濡れてるから、オト、めちゃ出るっスね……」
じゅぽっ、じゅぷっ、にちゅっという音が耳に入るたびに理性が剥がされ、涼太に合わせて私も夢中で腰を振っていた。
「あゥ、あ……ッあ、涼……太っ」
「いいよ、みわ……すっげーイイ……」
「りょうた、もっと……もっと奥まで……」
「……っ……ここにきて煽るとか……ッ」
視界に靄がかかったようになり、下半身にはもう力が入らず、勝手にぶるぶる痙攣している。
涼太の腰の動きがさらに強く激しくなり、聞いたことのないような音をマイクが拾っていた。
「あ、んぅうぅう、いっちゃ……」
「ん、オレも……」
ひゅっと息が止まり、頭が真っ白になった。
中では、ぐっと奥まで入った涼太が精を吐き出している気配に気づいた。