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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第55章 街へ出よう


ごめんね、みわ。
意地悪ばっかりして。

もっともっと、オレを好きになって。
オレでいっぱいいっぱいになって。
オレを欲しがって。

ほら、欲しいでしょ?

こんな歪な独占欲、どうかしてる。

でも、目の前で顔をぐしゃぐしゃにして泣いているみわを見ると、愛しくて愛しくて仕方がない。

オレしか映っていないその目を見ると、どうしようもなく興奮する。

可愛くて、胸がギュウッと苦しくなって、みわを抱き寄せた。

まだ、胸の中でしゃくりあげながら泣いている。

耳元で囁くように、意識して優しく声をかける。

「……ごめんね。気持ち良くなりたい? 指でイカせてあげるっスよ」

みわは首を横に振った。

「……いらない?」

また、首を横に振った。

「欲しいんだよね?」

こくん。

「指じゃダメなの? 何が欲しいの?」

…………

「りょ、うたが ほしい」

消え入りそうな鼻声。

「……家に帰る?」

…………少しして首を小さく横に振った。

「……ラブホテル行く?」

「ずっ、18さい未満は、だめ、でしょ」

こんな時でもしっかりしてる。
私服なら分かんないっスよ?

「じゃあ、駅前のシティホテル?」

「涼太」

みわが、ブーティを脱いで椅子にあがり、座っているオレを跨いで座った。

「涼太……」

それだけ言って、首元にしがみついてきた。
肩が震えている。

ああ、可愛い。
だめなんでしょ? こんなとこじゃ。

こっそり、シちゃう?
オレだってめちゃめちゃ興奮してる。

スカートの裾から手を差し入れ、タイツに手をかけ、ずり下ろす。

柔らかい太腿に手が触れて、思いがけず更にムラムラする。

みわに協力して貰って片足だけ脱がせることにした。

いつかの学校みたいに、スカートの中で隠れてシちゃおうかと思ってるけど、見るヒトが見ればバレバレっスよね?

内腿をなぞっていくと、既に愛液は布から大量に染み出している。

背徳感が興奮に拍車をかける。
そっと下着の中に手を忍ばせた。



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