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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第51章 おかえり


「ん、そう……毛を巻き込まないようにして根元まで」

ゴムを被せてもらっているだけなのに、そのたどたどしい手つきに快感を感じてしまう。

「……できた……」

少し嬉しそうな顔をしたみわが、今自分がしていたことをふと省みて再び顔を染めた。

「ん、アリガト。よくできました。ご褒美ほしい?」

「ご褒美って……」

「コレ」

根元を握って突き出すような動きをすると、みわの目はオレの下半身に釘付けになった。

「そ、そんな……のっ……」

「欲しくない?」

みわが腰をモジモジさせているのが見える。
疼くんスよね?

そんなに物欲しそうな顔しちゃってさ。

「……っ」

「ねえ、みわ」

みわを再び押し倒して、濡れそぼっている花弁に先端を当てた。

「ほら……欲しくない?」

そこから腰は進めない。
先端を下の唇に押し当て、表面をこするように撫でる。

「あっ……、ン……」

みわの腰がびくびくっと跳ねた。

「あ、あぅ……」

動かさずに様子を見ているとみわの腰が動き、くいくいと自ら花弁を先端に押し付けてくる。

花びらが僅かに亀頭を包み、十分に潤っている淫壺の入り口がちゅぷっと鳴った。

「……あっ、はぁ、はあ……」

「欲しいんスか? みわ、自分で挿れようとするなんてメチャクチャエロいっスね」

「や、そんなんじゃ……」

みわの目は完全な興奮の色をしており、荒い息から、オレを欲しているのが分かる。

違うといいながらも、あと少し腰を押し進めれば簡単にオレを咥え込める体勢だ。

「ねえ、このまま自分で挿れてみてよ。欲しいんでしょ、ほら」

「う、うぅ……」

「ふーん、じゃああげないっス」

オレが腰を引くと、少しだけ挿入されていた先端がにゅるっと抜けた。

「やぁんっ……!」

「……これっぽっちでそんなに気持ちイイんスか?」

恥ずかしがって、欲しいと言えないなら挿れてあーげない。

……いや、元はと言えばオレが挿れたくてしょーがないんスけど。

オレだけ求めてんのも寂しい。

そう思ったけど……みわが切ない声を上げた。

「あ、ぁ……りょうた、ほしい……お願い……」

……待ってた甲斐があったっスね。


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