第42章 休日の過ごし方
出し入れはしていないのに、襲い来る快感にお互い眉を顰めて耐えなければならないほど気持ちいい。
更に、感じているみわを見ていると、際限なく快感が高まっていくのが分かる。
どんどん硬さを増していくペニス。
「涼太……あの……いっちゃいそう……」
みわが、背中に軽く爪を立てて訴えてきた。
全く動かしておらず、ひたすら抱き合ってキスをしているだけなのに……。
でも、みわの顔はイク寸前のそれだ。
中も、痙攣が始まっている。
「いいっスよ……イッて、みわ」
「ん……あっ……ああっ……んっ……!」
一瞬身体に入った力が抜けたと感じた途端、ビクンビクンと腰が浮き、膣が締まる。
この、イク時のみわの声と顔が、最高に興奮する。たまらない。
「……みわ、感じてくれてるの、嬉しい」
「はあっ……はっ……」
「みわ、ちゃんと気持ちいい?」
「んあっ……うん……きもちい……」
「少し、動かないでこのままでいていいっスか?」
「も、もうこの状態も、きもちよくて……っ」
確かに、腰は動かしていないとはいえ、お互いの性器は動いている。
みわの膣内の蠕動を感じているし、みわも……オレの脈動、感じてる?
それから、軽く30分以上は動かず、ひたすらイチャイチャして、ふたりだけの甘い時間を堪能した。
今だけの、ふたりの休日。