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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第31章 初めての


「あうッ、っ……!」

腰に入れてくれた枕のおかげか、まっすぐ貫かれている感覚が快感をストレートに伝えてくる。

不思議と、痛みと快感の割合がいつの間にか逆転しそうになっていた。

「あ、りょ、涼太……涼太ぁ……っ」

完全にリードしてくれていて、私は気持ち良くして貰っているだけ。

声ももう、抑えられない。
正気を保っているので精一杯。

ありがとう。幸せ。気持ちいい、っていう気持ちを、隠さず伝えたいのに。

「みわ……オレ、幸せ……」

結合部からぐちゅっぐちゅっと絶え間なく聞こえてくる合間のその言葉に、脳が痺れた。

「ひん……っ! ああっ、あっ」

涼太は腰を止めて、ふるふると頭を軽く振る。

「みわ……そんな顔みてたら……ごめん、1回出してイイ?」

「えっ、う、うん……」

腰の動きが少し速くなって、涼太の息が一層乱れる。

「アッ、アッ、ッ……!」


「……っみわ……愛してるよ」


その言葉がぞわぞわと背筋を這い上がって脳を侵し、強制的に絶頂へ導くようなそんな感覚さえあった。

「……はっ、あっ!」

「っ…イ……クッ……」

涼太が、絶頂を迎えた。

中で、精を吐き出している感覚がある。
逞しい腰が、ビクンビクンと痙攣している。

「……わ、あ」

「……溜まってたん、スわ……ごめん」

それに、まだ涼太自身の大きさや硬さが完全には失われていない。
私の中で変わらず主張し続けている。

「……一旦抜くっスね……ゴム替えねーと」

「んあ……っ」

秘部を塞いでいた太い楔がずるりと引き抜かれる。

避妊具の先には大量の精液が入っていて、少しだけ、周りに血がついているのが見えた。

涼太はそれを外して処理を手早く済ませ、新しいものを被せる。

「……お待たせ」

「だ、大丈夫なの……?」

「まだまだっスよ……その前に」

彼は私の秘部に口づけた。

「きゃ……!」

「待たせてゴメン、乾いちゃった? ……あー……いっぱい溢れてくる」

指で撫でた後、ただ舐めるのではなく、口全体で膣の入り口を塞ぐカタチで吸い付いている。

感じたことのない感覚。

「やっ……汚いよ……!!」

「汚くないっスよ」

涼太に、愛液をわざと音を立てて啜られて。

「だめ……だめ……!」


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