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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第80章 進展


「んっ……ん、ん」

涼太に教えられたポイントを刺激していると、段々と息が荒くなってくるのが分かる。

自分の指で気持ち良いと思うのは、初めて。
溜まっていた行き場を無くした欲望が、爆発しているみたいに、自分自身をうまく制御出来ない。

ちらりと見ると、涼太は……今までにないほどの満開の微笑み。

「涼太……?」

「いやー……みわがこんな風にエロくなるなんて……こんな風に見せてくれるなんて、感無量っスわ……」

「……っ!」

しみじみとそう言われて、顔が爆発するかと思った。
間接照明とはいえ、全部の明かりが煌々と点いたこの部屋で、全部丸出しにして何をやってるんだろう。

「は、恥ずかしい! なんでそんな事言うの!」

慌てて手を離し、たくし上げられていたワンピースを下げ……ようとした手を、素早く止められた。

「ほらほら、手ぇ止めないで」

弾けんばかりの爽やかな笑顔。
でも、言ってる事はいじわるだ。

「も、もうしない! もうおしまい!」

布団の中へ逃げ込もうとしたのに、身体は呆気なく大きな手に捕まって、まるで子どものように、あっさりとワンピースを脱がされた。

「あっ、涼太っ!」

手首はいとも簡単にシーツに縫い止められて……大きな手が、突然陰核に触れる。

「あっ……!? あっ、だめっ」

自分で触っていた時とは比べ物にならない程の衝撃が走る。
腰は魚のように跳ねて、抵抗しようとしても手を緩めてはくれない。

「っあ、あっ、やっ、いじ、わる!」

「だってそこまでやってイケないとか、ツラいじゃないスか。なんでやめちゃうんスか?」

「りょっ、涼太がいじわるな事、言うから! こらっ! だめだってば!」

巧みに核を弄っていた指が、ぴたりと止まる。
安堵したのも束の間、涼太は赤い頬で嬉しそうに零した。

「あ、イイ。なんかみわに怒られたい気分」

は、反省してないーー!?



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