第22章 夏合宿 ー4日目・ふたりの夜ー

みわっちのここを触るのは、緊張する。

欲望に任せて攻めたら壊れてしまいそうだ。

でも、この蜜の溢れる柔らかい入り口から中を貫いたら、どれほど気持ちいいだろうとつい妄想を膨らませてしまう。

みわっちの下の唇の表面をそっと撫でると、温かくて芳しい愛液が指中に余すことなくまとわりついた。

「んっ……！」

感じてる。みわっちが、オレの指で。

恥ずかしそうに、声を出さないように耐えながら揺れる瞳。
いやらしく動く腰と陰部。

今まで見てきたどんなものよりも興奮を煽った。

「……みわっち、気持ちい？　声出していいんスよ……」

みわっちの蜜でドロドロになった指を、陰核に優しく擦り付けた。

「ん、んッ！！」

より大きく腰が跳ねる。
もうイキそうになってないスか？

「みわっち、声……」

「っは……だって、ここ、聞こえちゃうよ……」

そうか。
ここが合宿所だっていうことをすっかり忘れてた。

他のヤツらにみわっちの甘い声なんてゼッタイ聞かせたくない。

「……みわっち、イカせちゃうけど声……抑えられる？」

すっかり勃起している陰核を優しく転がすように触れると、一段と甘くなった声が漏れる。

「やっ、あん……むり……ぃ」

「じゃ、オレが塞いであげるね……」

みわっちの唇に唇を重ね、強引に挿入した舌で彼女の好きな所を刺激しながら、陰核への愛撫を激しくする。

「んっ！？　んんんっ！　ん〜〜っ……！」

まるでバウンドするボールのような身体の反応に、絶頂がすぐそこまで近付いてきているのが分かる。あと少し。

「みわっち、可愛い……好きだよ」

「やっ……」

そう言って再度口づけをした瞬間、みわっちに絶頂が訪れた。

「んううう〜〜……ッ！」

激しく痙攣する身体。

目に涙を溜めて、肩を上下させて呼吸する姿を見ていると、もっとイカせたくなる。

「イッたばっかで敏感になってるっスね、ココ」

ゆるゆると刺激を続けるとさすがに苦しいのか、オレの肩口に顔を寄せて耐えている。

「やっ……いま、触っちゃだめ……っ！」

「……気持ちヨクない？」

手は離さない。
みわっちの身体が気持ちいいって教えてくれている間は。