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【黒バス:R18】解れゆくこころ

第66章 和


何度もイッたみわは、白い肌をピンクに染めて入り口をひくつかせ、オレの侵入を待っている。

「はぁ、はっ……涼太……お願い、も……」

「……コレ、使わせて貰うっス」

いつも使っているのよりも少し高級そうなゴムの箱を開けると、まるでガムシロップのようなポーション型の容器が出てきた。

ペリッとフタを開け、中身を取り出すと感触もいつものゴムとは違う感じ。

何がどう違うのか興味はあれども、今はオレもそれどころではない。

完全に勃起した屹立に被せると、蜜壺の入り口にあてがった。

「あ……」

みわの胸が激しく上下し始める。
挿入を期待し、興奮が高まってきているのか。

そんな彼女の少しの変化も楽しみたいが、とにかくもうオレも限界。

腰に手を添えて自身を沈め出した。

「あぁぁぁ……!」

「……ッ、くッ……」

グダグダ考えていたものが、真っ白になっていく。
その先にあるのは、鮮やかな色の快楽だけだった。

「あぅ、アッ……」

漏れ出る喘ぎ声も、最早どちらのものか分からない。

まるで避妊をせず挿入しているかのようで、みわの中の熱がダイレクトに伝わってくる。

「…………ッ、あ」

うねる肉壁に包み込まれて、グイグイと絶頂に引き上げられていくのが分かる。

「あッ、りょ、りょうた……」

「待って、みわ……もっと、緩めて」

「やっ、あぁん」

無自覚にオレを締め上げているのか、少しグラインドしただけで襲い来る摩擦感がハンパない。

「ぅ、あ……みわ」

「りょた……きもちい……?」

「ッ、良す……ぎっス、よ……ッ!」

みわは蕩けた瞳に涙を滲ませながら、緩んだ口元から涎を垂れ流している。

彼女から出る全てを受け止めたくて、必死に舐めとった。

「りょうた、りょうた、すき」

律動に合わせてみわの口から出る言葉が脳髄まで染み渡ってくる。

「……スキだよ、みわ」

みわはオレをずっぽりと咥え込み、繋がっている部分から流れ出る愛液は、繰り返す抽迭のせいで白く泡立っていた。

「涼太……おたんじょうび、おめでとう……生まれてきてくれて、ありがとう……」

「アリガト……みわ」

目頭が熱くなるのを感じながら、最後はふたりで絶頂を迎えた。



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