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相合い傘。

第1章 ダイヤのA 御幸一也



2人に近づいていくと会話の内容が聞こえてくる



「・・・・・・り・・・・・亮介・・・・先輩・・・」

小湊亮「よくできました」

「・・・・・はぃぃ・・・」




普段「小湊先輩」と呼んでいるはずなのに

きっと亮さんが呼ばせたんだろう

亮さんは満足そうにの頭を撫でる

もいちいち顔を真っ赤にさせて・・・

そんなんだから余計に弄られるんだろ

まぁもまんざらでもねーのかもな

・・・・・・とは思いつつ





御幸「そのくらいにしといてやって下さい、亮さん」

「一也・・・」





俺が声をかけにいくと顔を赤くしたまま少し安心したような顔を見せる

のこの顔を見ると思う

こいつにはまだ俺が必要なんだって





小湊亮「の反応が面白くてつい」

「ついって・・・もう絶対呼びませんからね!!」

小湊亮「へぇ、呼ばないんだぁ」ニコニコ

「うっ・・・・・。」

小湊亮「どうしたの?」




これは呼ぶな・・・

は何だかんだで亮さんの頼み事を断らない

それはやっぱ亮さんのこと・・・・・

ってことなのか

・・・・それじゃ俺、ただ邪魔しにきただけじゃねーか







2人の会話が終わり、亮さんは練習に戻っていった




御幸「お前、本当亮さんには弱いよな」ニヤニヤ




は少し間を置いて、拗ねた口調で言う




「・・・うるさい」




その反応はやっぱ亮さんのこと・・・・・

好きなのか
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