第1章 ダイヤのA 御幸一也
★御幸一也~another story~★
高校2年6月-。
今日も雨か・・・
夏の予選前にやってくる梅雨の時期
外での練習が減ってしまうのは痛いが、それはどこも同じこと
有難い事に青道には室内での設備もしっかり整っている
授業も終わり、いつものようにに声をかける
御幸「部活行くぞー」
「うんっ・・・」
俺の声に急いで鞄に荷物を詰めだす
けど、急に何かを思い出したようにの手はピタリと止まった
「あ、私先生に呼ばれてたんだった!!」
またかよ・・・
こいつは、気が利くからなのか、ただたのみやすい奴だからなのか・・・
先生からよく頼まれごとをされる
御幸「ったく、先行ってるからな」
「うん」
俺はそれだけ告げると教室を出た
後ろの方では倉持がに話しかけている声が響いていた
倉持「ヒャハハハ!お疲れぇ」~」
「別に悪いことして呼び出されたんじゃないからね!!」
倉持のやつも本当懲りずにの事弄るよなぁ~
もで毎回必死に反論して・・・
そりゃ弄り甲斐もあるか
がアタフタしながら言い訳してる顔を想像するだけで、俺の頬は少し緩んだ