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相合い傘。
第1章 ダイヤのA 御幸一也
次の日―
昨夜、泣きすぎたせいで瞼は大きく腫れ上がっていた
流石にこの顔で登校する勇気は無く
私は高校に入り、初めて学校と部活を休んだ
こんなことで休んじゃうなんて・・・・・
みっともないな私
幸子からは「大丈夫?」と心配のメールが届いていた
その優しさが、心にに沁みる
幸子ありがとう
いつか・・・ちゃんと話すね
「今日も雨か・・・」
部屋の窓から空を見上げる
雨は泣き枯れてしまった私の代わりに泣いてくれているようだった
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