第1章 ダイヤのA 御幸一也
昨日は結局一睡もできなかった・・・・・
梅本「どうしたの!?すごいクマだよ!?」
幸子の第一声はそれだった
「ちょっと寝不足で・・・」
梅本「こないだも寝不足だったじゃん!!ねぇ、何かあった?」
「うん・・・実は・・・・・」
幸子に相談しようかと口を開いたものの・・・
「久しぶりにゲームやり始めたらはまっちゃってさっ」
梅本「ちょっと何やってんのよ」
幸子は呆れながらため息をついた
やっぱり言えない
だって私は一也の彼女じゃない
ただの腐れ縁の幼なじみ
それ以上でも以下でもない
私は絶対一也を好きになったりなんかしない