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ヒトリヨガリ【ハイキュー】
第3章 痛み
しずくside
腕を掴まれた。
痛い。
とっくに痛くなんてないはずなのに腕が口元がジクジクと痛む。
痛い。
心がジリジリ焼けるようだ。
「.......変に思われたかな?」
家のドアを開ける。
「ただいま。」
今日も返事はない。
自分の声だけが聞こえる。
結局、今日は りょー君にも会えなかった。
仕事が長引いてるらしい。
マスクをとって玄関の鏡をみる。
痣がまだ痛々しく残っている。
「.........あれ?ピアスがない....。」
第4章へつづく
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