第1章 出会い
空が青い。
「....口元ヒリヒリするなー。」
何気なく呟いた一言。
マスク、息苦してあんま好きじゃないんだけど...
ただの独り言のはずだった。
「ん?切ったの??大丈夫?」
突然話しかけられたので驚いた。
「......だれ?」
見たことない顔出し、2年生じゃない?
そんなに小さい方でもないし...3年生??
「すがー、何やってんだー。部活置いてくぞ。」
「わりー、今行く!あ、いきなりごめんな。じゃっ!」
すがと呼ばれた、男(多分、先輩)は走って行ってしまった。
次の日。
......今日は雨か。
空見ててもつまんないし、午後の授業どうしようかな。
この時間、静かな場所は...。
化学室は1年が使うはずだし、自習室は教師いるし、音楽家もだめで。
....午後は視聴覚室での授業はなかったはず。
in視聴覚室
よかった、誰もいない。
午後はここで時間潰そ。
「...........暇だな。」
やることないと眠くなってくる。
そういえば、昨日もあんまり寝てないしな。
少し......寝よう。