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恋の乱 〜 才蔵さんとの初めての夜【R18】【裏】

第1章 一


ズブズブと腰を沈める。
ゆっくりと時間をかけやっと全てを挿入した。
「あやね、全部入ったよ…俺でいっぱいになってるのわかる?」
「…っ、はい…。才蔵さんと…。
一つに…。嬉しい…。
でも、やっぱり…ちょっと…」
喋るのがやっとなのか。
そして目をぎゅっと閉じて痛みを我慢しているようだ。
まだ体がこわばっている。

「息止めないで。ね、息をしてみて…」
あやねが口を開く。
「は…あん、はぃ…、んっっ…」
「力抜いて…ゆっくりと、ほら、息をして…」
あやねが静かに呼吸をする。
息を吐く時に
「んっ…ふっ…うん…」と甘い声が漏れる。
俺はその声を聞くともう我慢しきれなくなった。
「もう少し、我慢できる?」
「えっ?はいっ??」

俺は少しずつ腰を動かし始めた。
ああ、やはり中はよくしまっていて…とてもいい…。
「うっ、才蔵さん…。
や、やめっ…うっ。痛っ。
あっ…んん」
俺はどんどん高ぶっていき、あやねの言葉を無視する形になってしまった。
「あやね…あやね…ほら、力抜いて、息して、ああ、いいよ…あやね…」

俺は腰を動かし続けた。
初めはゆっくりと動かした。
あやねの中はよく締まって俺自身によく絡みつく。
気持ち良さからだんだんと動きを早くしてしまう。
パンパンと腰を打ち付ける音が部屋に響く。
自分の快感を求めるあまりあやねのことを考える余裕がなくなってしまっていた。

いつもならこんな無理やりなことはしない。
情報を聞き出すにしても性欲を吐き出すだけにしても。
情報を聞き出す為に夜を共にするような女なら、それなりに男慣れしている。
また、性欲のはけ口なら商売女であることが多い。
全くの素人、生娘を抱くのは本当にまれだ。
俺は今まで恋心から女を抱いたことはない。
生娘を抱いたこともあるが、それは任務でもあり、向こうから仕向けるように術をかけた。
なので抱かれた本人もその時のことや痛みはあまり覚えていないと思う。
でもあやねを抱く時には術をかけたくなかった。
素のあやねでいて欲しかったし、そのままを俺のものにしたかった。

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