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恋の乱 〜 才蔵さんとの初めての夜【R18】【裏】

第1章 一


「んっ、はぁん、あぁ…」
無意識に足に力を入れ続ける。
息使いと下半身の力の入れ方で快感が増幅されるのがわかった。
私は才蔵さんの指遣いに合わせて腰を動かし、気持ちの良いところを探っていた。
才蔵さんの指は同じ速さで動き続ける。
ああ、なんだろう、だんだん気持ち良さが増していく感じ…
自分の息遣いも少し早くなる。
同時に身体が火照り鼓動も早くなっている。
ああ、ああ、どんどん痺れが大きく膨らんで高まってる、ああ、頭の奥にも痺れが…
この甘く広がる痺れに体を任せていると、瞬間的に強い痺れが身体中を駆け抜けていった。
今までの気持ち良さが頂点に達した感じ…。
「はあぁぁぁんっ!!」
からだが仰け反り、つい大きな声が出てしまった。
身体の力が一気に抜けると同時にガクガクっと体が震えた。そして呼吸と鼓動がさらに早くなった。
そして、身体中の感覚が鋭くなったような?
才蔵さんの指から与えられる刺激が今までよりも強く感じられ耐えられない。
「ああん、ダメ、才蔵さん!」
思わずあそこを触れている才蔵さんの手を押さえてしまう。
「どうしたの?」
才蔵さんが耳元で囁く。
「イッた?」
「ダメ、才蔵さん…やんっ」
その息遣いが耳にかかるだけで体が熱くなりビクッとしてしまう。
(これが、イクッてことなの?最後、とっても気持ちよかった。けど、体が、とても敏感になってる…。あそこもヒクヒクしてる?私、どうしちゃったの?)

「あああんっ!!」
才蔵さんがまた舌と指で攻めてくる。
今までとは比べ物にならないくらいの快感が身体中に走る。
(やだ、私、おかしくなりそう…)
私は、はしたないくらいの大きな声を出し、体をよじってその刺激から逃げようとした。
でも才蔵さんはそんな私の反応を楽しむようにあそこへの指の刺激を続ける。
「いやっ、だめ…」
私の抵抗は虚しく押さえ込まれる。
そのうち頭がぼうっとして2度目の大きな波に襲われる。
「はああぁ…ん…」
体が大きく跳ねるように仰け反り息が上がる。
才蔵さんの指はやっと止まった。
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