第8章 緊急会議!?
『き、着替えたけどさ。さつきちゃん。』
顔だけを、試着室のカーテンから出して、
さつきちゃんを呼ぶ。
『スカート丈、短かすぎる気が。』
桃井「あ~。優希ちゃん身長あるからね~。
とりあえず、試着室から出てきなよ~。」
優希ちゃんが渋々、試着室から出てくる。
桃井「優希ちゃん、かっこいい!
足長くて綺麗だから、ミニスカ似合うよ!
黒いピンヒールが、また色っぽい。」
『いやいや、誉めすぎだから。
さつきちゃんだって、似合ってるよ♪
こんな可愛い警官いたら、検挙率あがりそ
うだよ~。』
桃井「あはは。ありがと。
さっそく、プリクラ撮りに行こっか。」
玩具の手錠や、拳銃を使って、プリクラを
楽しく撮って、スタンプ押したり、手書きで
文字を書いてみたりして、今はプリントされるのを待っている。
『プリントできたみたい。うわぁ、やっぱり
最近のプリクラは綺麗だね。
自分じゃないみたい。』
桃井「お、いい仕上がりだね!
心配しなくても、優希ちゃん実物もいいん
だから~!あ、明日学校あるし黄瀬くんに
見せてあげたら?」
『これを?勇気が出たら。』
桃井「見せなきゃ!持ったいないよ!
絶対、会話はずむよ?」
『そういうもの?さつきちゃんも、誰かに見せるの?』
桃井「もちろんっ♪仲が良い友達には、
見せたいかな~。優希ちゃんも、見せたりしていいからね。プリクラ交換も楽しいよ!」
『うん。ありがとー。誰かと、交換してみるのもいいかも。』
私達は暗くなる前に解散した。