第8章 緊急会議!?
『初デート記念に、撮ったよ。』
桃井「うわぁ!見たい~♪ダメ?」
『うぅ。なんか恥ずかしいかも。だけど、
さつきちゃんだから見せる。』
優希ちゃんは、スマホを取り出して、
写真を見せてくれた。
二人のツーショット写真。
優希ちゃんは照れくさそうに微笑んで
いて。
とっても可愛らしい。
黄瀬くんは、嬉しそうな笑顔だし。
美男美女のお似合いカップル。
これは、二人が恋人同士になるのは
時間の問題だけなんじゃ?
そんな気がしてならない。
桃井「ふふ。見せてくれてありがと。
二人とも、お似合いだよ~。ラブラブね♪
これから、夏だからね。イベント盛りだくさんだよ~!
デートのお誘いくるよ、きっと。」
『ラブラブ!?そう、見える、かな?
デートのお誘いかぁ。来たらいいなぁ~。
楽しみにしてる自分がいるんだ。』
可愛いなぁ。優希ちゃん。
恋する女の子って、感じで。
桃井「うん、見える。てか、これは恋人同士にしか見えないよ!
彼とのデートもいいけど、優希ちゃん!
私とも遊んでよ~!」
と、さつきちゃんが私に抱きついてくる。
『もちろん。たくさん遊ぼうね!』
私も、さつきちゃんに抱きついた。
桃井「ね、そろそろ、行こっか。」
『うん!』
桃井「さて。何か、したい事ある優希ちゃん?」
『服とか、見に行ってもイイ?』
桃井「うんっ。行こう♪私も、何か買いたい
と思ってたんだよね~!」
それから私達二人は、気の済むまでショッピングを楽しんだ。
桃井「優希ちゃん、あそこのゲームセンター
でプリクラ撮ろうよ!」
『プリクラかぁ。なんか、久しぶりかも。』
桃井「ね、アレ面白いかも!優希ちゃんやっ
てみない?」
さつきちゃんが指差す貼り紙を見てみると、
《コスプレプリクラ》と書いてある。
桃井「衣装は貸してくれるんだって。」
『コスプレプリクラなんてあるんだ!初めて知ったよ~。
桃井「初体験へと、Let's go!」
『いろんな衣装があるんだね。何、着よう。
さつきちゃんは、決まりそう?』
桃井「私は、このミニスカポリスに
しようかな~って。
もう、一着あるし、お揃いで着ない?」
『挑戦してみようかな。』
二人で試着室へと、向かう。
桃井「優希ちゃーん。着替えれた?」